オーガニックコットン販売士講座も第４回を迎えます。
これまではオーガニックコットンの意味、オーガニックコットンの製造過程など、実際の現場の様子を
踏まえながら勉強してきましたが、今回は「エシカルファッション」について。
オーガニックコットンと関係あるの？と疑問に感じながらも講義は始まります。

今回の講師はファッションジャーナリストの生駒芳子さん。

さて、みなさんは「エシカル」という言葉を耳にしたことありますか？
私は正直あまりなじみがありませんでした。。そこで改めてエシカルの意味をおさらいしておきましょう。

エシカル（ethical）とは「倫理的」「道徳上」という意味の形容詞。「エシカル(ethical)〇〇〇」と表現し、
エシカル「倫理的＝環境保全や社会貢献」という意味合いが強くなっています。
これまでのファッションはデザインがすぐれているかどうかなどをまず気にしがちですが、エシカルファッションは
その前段階として倫理的に”正しく”製造されているかどうかに注目します。具体的には、

＜地球にやさしい素材をつかう＞
オーガニックコットン
天然原料による天然素材
＜サスティナブル＝持続可能であること＞
リサイクル・リメイク・リユース・物々交換
＜伝統世界・手づくりを見直す＞
手作り・伝統工芸・クラフツマンシップ

などがエシカルの基本概念と考えられます。

自然環境に負荷をかけないオーガニック素材や天然・リサイクル素材を使用し、弱い立場にある
小規模生産者や手工芸職人に正しい労働条件で仕事を与えるフェアトレードであり、地域の伝統・技術を
継承しながらクリエイトされるファッションのことをエシカルファッションというのです。

これからはファッションとはラグジュアリーなものという位置づけから、ファッションで社会貢献、
地球にやさしいファッション　がトレンドになっていくのではないだろうか・と講義を受けながら感じました。
（どうやら世界的なラグジュアリーブランドはすでにエシカルファッションを牽引している。。とのこと。）

私たちもオーガニックコットンをベビーアイテムに使っています。
ナチュラルで安心な素材を使ってかわいい布団をつくるだけでなく、
ベビーグッズを通して「エシカル」なメッセージを発信できるようになりたい。。

今回の講義、私にとって新たなテーマとの出会いのきっかけとなりました。

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